ご挨拶

神奈川県計量士会

  会長 児 玉  充 弘   

令和5年の新年にあたって 

 

 令和5年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

 平素は、当会運営の推進につきまして、ご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨年は、3年前に発生した新型コロナウイルスの第6波であるオミクロン株BA.1の感染拡大から始まり、第8波のオミクロン株BA.5では、1日の新規感染者数及び死亡者数が過去最高となりました。

 一方、経済面では金融緩和の長期化で国債市場の機能は低下し賃金の上昇を伴う2%の物価目標も達成できませんでした。更に2月からのロシアによるウクライナ侵攻でエネルギーや原材料価格が高騰するとともに金融緩和による円安の進行が輸入価格を押し上げるなど暗いニュースが続きましたが、11月に開催された「ワールドカップサッカーカタール大会」では、日本は決勝リーグでクロアチアにPK戦の末、惜しくも敗れベスト16止まりでしたが、グループステージでは優勝候補のドイツ、スペイン相手に逆転で白星を挙げ、見事に首位通過を果たしました。特に堂安選手、三苫選手の活躍は国民に大きな感動を与えてくれました。

 こうした状況の中、当会の令和4年度の事業進捗状況は、現在のところ12月に開催予定でした例会は新型コロナウイルスの影響により、3年連続で中止とさせていただきましたが、その他の通常総会、常任理事会、理事会及び会計監査は予定どおりに開催され、各部及び新規事業委員会の事業も順調に消化されております。

 特に5月の通常総会は、規模を縮小しての3年ぶりの開催でしたが、多くの方々に参加していただきましたことに感謝申し上げます。

 また、技術研修部の研修会は、一昨年、昨年と新型コロナによりオンラインによる開催でしたが、今年度はアンリツインフィビス㈱のご厚意により工場見学を兼ねた自動捕捉式はかりの検定についての講習会が対面で開催されましたが、こちらもコロナ渦にも拘わらず多くの方々に参加していただきました。

 その他、関東甲信越地区計量団体連絡協議会は、7月に計量協会と計量士会が統合され、新組織として関東甲信越計量団体連絡協議会の名称でスタートし、9月には第1回代表者会議が開催され、10月には3年ぶりに埼玉大会が開催されました。

 さて、令和5年を迎え新型コロナウイルスの感染拡大から4年目となりましたが政府は、マスク着用について3月13日から原則「屋内、屋外を問わず個人の判断に委ねる」方針を正式に決定し、感染症法上の取り扱いも5月8日から「2類相当」から「5類」に引き下げる規制緩和を表明しましたが、新型コロナの感染が収束し通常の社会生活に戻るまでには、まだまだ時間がかかることから、当会としましてもコロナ渦における事業の再構築を新年度においても引き続き基本方針に掲げ、オンラインやホームページ等の活用を更に充実させるとともに関係団体との連携を強化し、最新情報を早期提供できるよう取り組んで参る所存です。

また、喫緊の課題である会員の減少や高齢化等につきましても、引き続き全力を挙げて取り組んで参る所存ですので、何卒、本年も皆様方のご理解ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

会長就任にあたって

 

 628日付で計量士会会長に就任しました児玉充弘です。

今年は計量士会役員の改選年であり、当初予定では521日開催の通常総会に於いて新役員を選出した後、同日開催の臨時理事会で会長、副会長及び常任理事等を選任して、会員の皆様等へ直接ご挨拶申し上げる手筈でした。

しかしながら昨年来の新型コロナウイルス感染症拡大防止の影響により、両会議を中止せざるを得なくなり、役員改選案を含めたすべての議案は書面表決によりご承認をいただくこととなりました。その結果628日付でようやく新役員が決定した次第です。会員を始めて関係行政機関及び関係団体等の皆様には、大変ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。

さて、私は今まで計量士会の理事の一人として総務部長を2期務めさせていただきましたが、まさか会長という大役を仰せつかるとは本当に想定外のことで、今更ながら戸惑いや不安を大いに感じているとともに、その責務の重さを痛感しているところです。

当会の現状は、会員の減少及び高齢化、計量士会事務所の常勤職員の配置並びに会員の事業参加に伴う活性化など課題も多くありますが、佐藤前会長の下で理事増員による組織の強化及び自動はかりの指定検定機関との取り決めによる新規事業協賛金の確保等の取り組みは、今後の当会に於ける事業拡大及び活性化等に大いに役立つものとして期待しております。

また、会のためには何といっても会員の皆様方一人一人が自分自身の問題だという意識をもって積極的に事業に参加され、活発な意見を交わすことが魅力ある会に発展する第一歩ではないかと思います。

 その意味でも会員の皆様のご意見を充分に拝聴し、ご期待に沿えるよう役員一同真摯な態度で取り組んで参る所存ですので、今後とも皆様方の一層のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます

         (令和3年10月10日)

 

 

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